しっかりボディーのミステリアスガール:ラダチーニ フィオーリ
Bon repasでモルドバ特集をやっていたので、モルドバワインが続きます。
前回のカベルネ・ソーヴィニョンの赤は、いまひとつ私好みではなかった。
まずからず、うまからず・・・・・
今回はお値段が気持ち上なので期待。
フェテアスカ・ネアグラという聞いたこともない品種。
モルドバの土着品種だそうだ。「黒い乙女」という意味らしい。
フェテアスカ・ネアグラ
歴史
古代から栽培され続け、2000年以上の歴史があると思われている。
ワインの特徴
香りプルーン(プルーンのジャム、スモークプルーン、ドライプルーンを含む)を思わせることが特徴。繊細な味わいで、タンニンがまろやか。深みのある赤色にルビーのような輝きを持つ。ポテンシャルが高く、長期保存に適しているワインも多い。
名前の由来
ルーマニア人はラテン系の民族で、「ロマンス」に溢れた文化を持ち、「歌・詩」、「女性」と「ワイン」はルーマニア文化の中心的な存在であり、ワインの「性格」は女性の性格に例えられている事が多い。この文化的な環境の中で葡萄品種に「女性」を思わせる名前が付けられている事が多く、葡萄品種の名前だけで「葡萄の性格」を読み取る事が出来る。フェテアスカ ネアグラはミステリアスの所もあり、しっかりしたボディーのワインを生み出しながら、若い要素も見せてくれるため「黒い乙女」と名付けられた。
しっかりしたボディー・・・・。
へー。ロマンスの民族なんだね。
モルドバはルーマニアの隣りにあり、かつてはルーマニアだったらしい。
で、ワインの味はというと・・・
「香りプルーン(プルーンのジャム、スモークプルーン、ドライプルーンを含む)を思わせることが特徴。」
という表現がぴったり。
プルーンのジャム、スモークプルーン、ドライプルーン、これだけで凝縮感のある味わいが伝わるでしょう?
前回のカベルネもフレッシュなジューシーさはなくて、ぎゅっとした凝縮感を感じた。
酸味も爽やかな果物の感じではなく、マーマレードやドライフルーツに感じる酸味。
まぁ、好みの別れるところですな。
私はこの凝縮感や酸の感じはあまーり好きではない。
モルドバは白が正解!
とやはり思った。
ワインデータ
名前 | ラダチーニ フィオーリ RADACINI FIORI FETEASCA NEGRA & SYRAH |
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種類 | 赤 |
産地 | モルドバ ステファン・ヴォーダ |
品種 | フェアテスカ・ネアグラ60% シラー40% |
タイプ | フルボディ |
価格 | 1,690円 |
お店 | Bon repas麻布十番店 |
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