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2018-12-20

しっかりボディーのミステリアスガール:ラダチーニ フィオーリ

ラダチーニ フィオーリ

Bon repasでモルドバ特集をやっていたので、モルドバワインが続きます。

前回のカベルネ・ソーヴィニョンの赤は、いまひとつ私好みではなかった。
まずからず、うまからず・・・・・

今回はお値段が気持ち上なので期待。

フェテアスカ・ネアグラという聞いたこともない品種。
モルドバの土着品種だそうだ。「黒い乙女」という意味らしい。

フェテアスカ・ネアグラ

歴史
古代から栽培され続け、2000年以上の歴史があると思われている。

ワインの特徴
香りプルーン(プルーンのジャム、スモークプルーン、ドライプルーンを含む)を思わせることが特徴。繊細な味わいで、タンニンがまろやか。深みのある赤色にルビーのような輝きを持つ。ポテンシャルが高く、長期保存に適しているワインも多い。

名前の由来
ルーマニア人はラテン系の民族で、「ロマンス」に溢れた文化を持ち、「歌・詩」、「女性」と「ワイン」はルーマニア文化の中心的な存在であり、ワインの「性格」は女性の性格に例えられている事が多い。この文化的な環境の中で葡萄品種に「女性」を思わせる名前が付けられている事が多く、葡萄品種の名前だけで「葡萄の性格」を読み取る事が出来る。フェテアスカ ネアグラはミステリアスの所もあり、しっかりしたボディーのワインを生み出しながら、若い要素も見せてくれるため「黒い乙女」と名付けられた。

しっかりしたボディー・・・・。

へー。ロマンスの民族なんだね。
モルドバはルーマニアの隣りにあり、かつてはルーマニアだったらしい。

で、ワインの味はというと・・・

「香りプルーン(プルーンのジャム、スモークプルーン、ドライプルーンを含む)を思わせることが特徴。」

という表現がぴったり。
プルーンのジャム、スモークプルーン、ドライプルーン、これだけで凝縮感のある味わいが伝わるでしょう?
前回のカベルネもフレッシュなジューシーさはなくて、ぎゅっとした凝縮感を感じた。
酸味も爽やかな果物の感じではなく、マーマレードやドライフルーツに感じる酸味。

まぁ、好みの別れるところですな。
私はこの凝縮感や酸の感じはあまーり好きではない。

モルドバは白が正解!
とやはり思った。

ワインデータ

名前 ラダチーニ フィオーリ
RADACINI FIORI FETEASCA NEGRA & SYRAH
種類
産地 モルドバ ステファン・ヴォーダ
品種 フェアテスカ・ネアグラ60% シラー40%
タイプ フルボディ
価格 1,690円
お店 Bon repas麻布十番店
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