モルドバのカベルネから作った白ワイン:ラダチーニ ブラン ド カベルネ
モルドバのカベルネ・ソーヴィニョンから作った白ワインですって。
モルドバワインは最近ソムリエ試験の範囲に入ったりして注目されてるらしい。
ここ、試験にでます!
カベルネ・ソーヴィニョンといえば赤ワインの王様で、言ったら赤ワイン最右翼。そこからなんで白ワイン作ろうと思ったのかしら。
面白そうなので、同じブドウで作ったカベルネ・ソーヴィニョンの赤も買ってみる。
面白そうではあるものの、味はあんまり期待していなかった。ブラン・ド・カベルネってところで出落ちじゃないかと。
でも、意外。美味しい。
華やかな花の香りのあと、ピーチやパイナップルのような甘い香りがきて、カベルネ由来と思われる少し青草風な香りをかすかに感じる。
ふっくらと甘みがあり、酸は控えめ。シャルドネに近い気がするけれど、シャルドネよりはキリッとした印象。
今日はレモン風味のアクア・パッツァを合わせたけれど、同じ材料でもクリーム煮にすればよかった。絶対クリーム系、バター系が合う気がする。
これで1,400円くらいなのはお得では。1,600円くらいの味。(微妙・・)
期待に胸ふくらませて、赤を飲んでみる。
白が正解!
なんだろ、赤は薄っぺらい。
まず、注いだ時に「ん?なんか色が薄っぺらいぞ」と、香りも立たないし、明らかに凝縮感がない色合い。
そして味もやはり薄っぺらい・・・。
一昔前の日本のカベルネってこんなだったかも・・。
これで約1,400円は高い。980円くらいの味。
モルドバって日照条件悪いのかしら、と思って調べてみると・・
モルドバでは気候変動の影響で、雹や高温、旱魃といった気象に関係する被害が深刻となっている。夏には人間の握り拳程度の大きさの雹が降ることがあり、ワインの生産に使うブドウなどの農作物が被害を受ける事態が多発している。
wikipedia
へー大変なのね。
被害受けてる割には、ワイン屋でモルドバ特集とかよくやれたね、と思ったら・・
外貨獲得源としてワインの生産や輸出業が盛んであり、モルダヴィアのワインの系譜につながるワインが、名産品として造られている。
2006年から、ロシア連邦はジョージアとモルドバへの経済制裁の一環としてワイン輸入の禁止を行なっている。この結果、モルドバワインはロシア以外への輸出を模索し、欧米や日本に輸出されることとなった。
いろいろ事情があるのね。
モルドバの赤はみんな薄っぺらいのか、別のワインも飲んで確認してみようっと。
ワインデータ
名前 | ラダチーニ ブラン ド カベルネ RADACINI BLANC DE CABERNET |
---|---|
種類 | 白 |
産地 | モルドバ ステファン・ヴォーダ |
品種 | カベルネ・ソーヴィニョン 100% |
タイプ | ミディアムボディ |
価格 | 1,390円 |
お店 | Bon repas 麻布十番店 |
名前 | ラダチーニ カベルネ・ソーヴィニョン RADACINI CABERNET SAUVIGNON |
---|---|
種類 | 赤 |
産地 | モルドバ バルル・ルイ・トライアン |
品種 | カベルネ・ソーヴィニョン 100% |
タイプ | ミディアムボディ |
価格 | 1,390円 |
お店 | Bon repas 麻布十番店 |
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